丹波市における地域交通としての路線バスの可能性。

こんにちは。

先日、丹波新聞に丹波市の地域交通の話題が出ていました。
旧青垣町エリアの「大名草上~佐治」区間に、11年ぶりに路線バスの運行が復活した、というものです。(丹波新聞のweb版にも掲載されるかも、と思い少し待っていたのですがされないようですね。)





地域交通に関しては、私も興味を持っているので話題にしてみました。
個人的には鉄道のローカル路線のほうが興味はあるのですが、実際にこの丹波市に移住してきてみて、地域交通としての鉄道の可能性にはちょっと限界を感じる部分(観光客を取り込んだり、住民が遠方に出かける際の利用にはまだ可能性を感じますが…)があり、そういった意味で路線バスに注目をしているところがあります。


記事の「大名草上~佐治」区間の運行本数は平日限定で朝晩の1往復のみ。
え、それだけ…とは一瞬感じましたが、それでも少なくとも高校生は助かっているだろうと思いますので良いのではないでしょうか。
私の地元は路線バス自体がなく、高校はずっと自転車通学でした。(片道40分くらい?)
当時はそれ以外に移動手段の選択肢がなかった(し体験したこともなかった)からなんとかやっていましたが、自動車の楽さを覚えてしまった今では絶対に出来ないことです(笑)。


さて、この路線バスがこれから地域交通の要(?)として馴染んていってくれるのか、まだまだ分かりません。
私の地元と同じく、丹波市も超車社会です。というか別に車が大好きなわけではなく、住民の中に車以外の選択肢がないのだと思います。私も大学生になって地元を出るまで路線バスに乗ったことがありませんでしたので、都市部に出てからもバスに対して「乗り方も知らんし路線図も読めん!」という苦手意識があったことを覚えています。(というか今でも苦手なんですが…(笑))
丹波市内でも1日1往復しか便のない地域や、旧市島町地域のように数十年来路線バスのない地域では、バスを利用してどこかへ出かけるという感覚がそもそもないと思います。

本当に冗談ではなく、「バスの乗り方から教える」くらいのスタートでいいのではないでしょうか。よく分からないという人、結構いると思いますよ。私だって20歳になるまで路線バスの乗り方、知らなかったんですから。

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