三社の合祀によってできた三宮神社を訪れました。(丹波市市島町下竹田)

名所/旧跡

こんにちは。
先日は、丹波市市島町下竹田にある三宮神社を訪れました。

このあたりのエリアは丹波市とおとなりの福知山市を隔てる峠の手前にあります。福知山方面へ向かう際にはいつも通る道なのですが、特に目にとめることもなくいつもただただ通過していました。

ただこの日、前を走る車が異常に遅かったので(笑)ふと周囲に目をやってみると、なんだか雰囲気のある神社が目に留まり、せっかくなので様子を見てみようと向かってみることにしました。異常に遅い車に遭遇しなければ、たぶんいつも通り通過だったでしょうね。


到着してみると、小さな高台の上に建つなかなかに立派な神社でした。
正面から見ると住宅地の中にぽつんと建っているような印象を受けていましたが、後方に林が広がっており思っていた以上に広い神社でした。訪れた時期はもう冬場に差し掛かろうかという時期で紅葉の季節も終わってしまっていましたが、緑もたくさんあるのでどの時期に訪れても季節感を感じられそうな場所だなと思いました。

この三宮神社、明治の時代に周辺の高野神社、日附(あこう)神社、九日(くにち)神社の3つが合祀されてできたそうです。こういうちょっとしたエピソードがあるだけでも、興味のとっかかりになってとてもいいなと思いますね。

境内は…
とてもきれいではあるのですが、あまりにも広すぎて少し寂しさも感じさせるものになっていますね。お祭りとかの時にはとても使いやすそうです。




ついでに周囲を少し散策してみました。
神社の林を抜けると住宅地の反対側に出てきました。そこにはただただ農地(…と耕作放棄地)が広がっていて、人の姿もなく、この冬の季節も相まってまるでどこにも人がいないかのような別世界のような雰囲気がありました。なんだか少し、地域の未来について想いを馳せてしまいましたね…。

この三宮神社の合祀の話をしましたけど、これから地方では神社も維持できないところが増えてくるでしょうし、それどころか集落とか自治会とかも統合されないと立ち行かなくなるところが増えてくるかもしれませんね。
少し、寂しい話ですけど。

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