「於久雲神社」で地域の歴史に少しだけ触れることができました。(丹波市春日町上三井庄)

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こんにちは。
先日は丹波市春日町上三井庄にあります「於久雲神社」に行ってきました。

ちなみに地名の上三井庄は「かみみのしょ」と読みます。丹波市に住み始めて以降、なんとなく普段の会話の中で「みのしょ」という地名は何度か耳にしたことがあるように思いますが、こんな漢字なんだ!とようやく頭の中で一致しました。
実際に生活していると地名なんかは音から入ることが多いですので、その場所を知っていても漢字を見ただけでは読めなかったりすることもありますよね。


さて、この「於久雲神社」。
訪れたきっかけは道路沿いにあったこの石柱からでした。

「原田家屋敷跡」

その名の通り家の跡のようなものがあるのですがしかし特に案内もなく、この先には立ち入ることができないのでなんなのかよく分かりません…。
このままではすっきりしないのでなにかないかと周囲を散策してみると、「於久雲神社」というのが近くにあったので何かつながりがあるかもと訪れてみました。



近付いてみますとなかなかに立派な境内で、江戸時代の灯篭があるなどとても歴史深い神社のようでした。

私の個人的な話でいうと冬の間あまり地域散策をしていなく久しぶりでしたので、新鮮な気持ちでとても楽しめました。やはり地域の物静かな神社の雰囲気はいいですね。
ここ最近は「写真や映像を撮るのに、ちょっと冬場の風景では…」という思いもあってなかなか足が鈍っていた部分があったのですけど、こうして実際に訪れてみると冬場の風景もそんなに悪くはないなと思えたのも収穫でした。




神社内には石碑があり、神社の修繕の際かなにかの支援者名簿になっていました。その中をよくよく見ていくと、原田さんのお名前が。(しかも記載者の中でもかなり高額…!)
おそらくはこの集落の有力者のような人だったのではないでしょうか。結局細かい経緯までは分かりませんでしたが、地域の歴史に少しだけですが触れられたような感じがして興味深い時間を過ごすことができました。


過去を生きた人たちが残したものや想いのようなものがこうして今でも残っているというのはとても尊いものだと思います。
この神社、この地域だけに限らず、日本各地にあるこうした先人たちの想いが、今後も末永く引き継がれていってくれれば、と願うばかりです。

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