お墓参りで訪れた、変わり果てた集落に思うこと。

こんにちは。

先日はお盆ということで、父親の地元にお墓参りに行ってきました。
私にとっては、お墓に眠っているのは父方の祖父母にあたるのですが、早くに亡くなっているので面識はありません。
父親の地元…といいましても既に家はなく、更地になっています。





本当に幼いころ、何度かだけ遊びに来た記憶がおぼろげながらに残っています。
その程度の記憶しかないものの、更地になったこの風景を見ると、なんだか寂しい気持ちになってくるものです。


この更地だけではなく、周囲の状況も同じようなものでした。
お隣りさんは空き家になっていましたし、夏祭りに連れていってもらった記憶のある広場は荒れ果てていました。
遊びに行った小学校も廃校になっています。

私の記憶に残っているような生活は、もうここでは営まれていないのかもしれません。



草刈りのされていない農道を進み、お墓参りに行きました。

しかし――
お墓の入り口付近の石垣の隙間にはスズメバチが巣を作っており、結構飛び交っていたのでこれは危険だということで引き返してきました。
このお盆の時期、それなりに人も訪れそうなものですが…

おそらく集落でもその辺りの管理はもうされていないのでしょう。というか、できないのでしょう。
そんな場所は、今は各地にたくさんあるのでしょうね、きっと。

私もいつか、父親がいなくなった後も、遠く離れた地にある父方の先祖のお墓の管理をするのか?と言われると…ちょっと自信はないです。


帰り道に豊岡市出石町に立ち寄りました。
お盆休みということで大勢の人で賑わっていました。先ほどまでの寂れた集落との対比がとても印象的でした。

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