先日は福知山市にある福知山城へ行ってきました。
福知山城は、2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公 明智光秀が城主であったことでも有名で、同ドラマの紀行で紹介されたことから興味を持っていました。
麒麟がくる、大好きだったんですよねえ~。
ただ、残念ながら福知山城はドラマ本編にはほとんど登場しませんでしたが…
おそらく当時、この丹波地域でも大河ドラマに関連した町おこし等やっていたのだと思いますが、ドラマの展開上あまりピックアップされなくて、現地の人からすると「あれ?」という感覚もあったようです。私もドラマを見ていて、ずいぶん後半端折られてるなあ…と感じていました。
(ドラマ自体はとても面白かったですけどね。)
さて、福知山城があるのは福知山市の中心部。
私は車で行ったのですが、電車でも徒歩10分程度。このあたりにしては珍しく『都市部からフラッと電車で来ても見に行ける観光名所』です。
小高い丘の上に立つ天守閣は市街のいろいろな場所からも見ることができますので、地域にとってもお馴染みのスポットであることが窺えます。
駐車場から天守閣までの道のりには立派な橋が架かっていました。実際に渡ることも出来ます。(なかなか急勾配です…)
本丸まで登ってきますと、天守閣が見えてきます。石垣に目を移しますと、なにやら一般的にイメージする石垣とはちょっと違うものが。
これは転用石というものらしく、当時の灯篭やら墓石やらが石垣の素材として使用されています。ちょっと不思議な光景ですよね。
なんでも「寺社等の対抗勢力への見せしめ」とも言われているようですが、個人的には石が足りなかっただけのようにも思ってしまいます(笑)
天守閣からの風景。
明智光秀が整備したと言われる明智藪(という名の堤防)も映っています。これらを代表とする治水政策によって住民の心を掴んでいた、と展示物情報です。
この地域に引っ越してきて以来、本当に雨の多い場所だなあ…とひしひしと感じていますので、治水によって住民の心を掴んだという話もより現実味を感じることができました。
天守閣から徒歩5分程度の場所に明智藪があったので、実際に見に行ってみました。
近くで見ると、ただの藪としか言いようがないですね…
今回は初めてということで天守閣周辺に限って散策してきましたが、次回訪れた際は旧市街のほうにも行ってみたいですね。
城下町の町割がかなり残っているように見えますので、なかなか興味深いです。
次回は…もう少し涼しくなったら!
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