廃校活用事例、『芦田集学校』に行ってきました。(丹波市青垣町田井縄)

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先日は、丹波市青垣町田井縄にあります『芦田集学校』に行ってきました。

ここはもともと芦田小学校という地域の小学校だったのですが、統合により廃校になり、その校舎活用としてこの芦田集学校が開かれたそうです。




私は「パソコン無料相談!」というチラシでたまたまここを見掛けまして、一体どんなものなのだろうと(若干の疑いの目も持ちつつ)気になって来てみました。

と言いますのも私が以前住んでいた地域では、パソコン関係の無料相談を餌に高齢者を集めて最終的には高額のパソコンを売りつける、みたいな商売が頻発していたところがありまして…。どうしてもそれが頭をよぎり、果たして大丈夫なのだろうかという思いで偵察に行ってきました!

結論からいえば、特に問題は無さそうでした(笑)。

運営母体は営利企業ではあるものの、この施設は運営母体のPR目的や慈善事業的な立ち位置なのか、ここで儲けようという雰囲気は(良くも悪くも)微塵も感じられませんでした。安心して利用して頂けると思います。


廃校になった小学校を活用しているということで、至る所に当時の面影を残しています。

施設内を見学させてもらいましたが、教室の黒板にはおそらく廃校になった当時の寄せ書きがそのまま残されていました。



「144年間ありがとう!!」

私にとっては縁も所縁もない小学校ですが、とてもしんみりさせられてしまいましたね( ;∀;)

生徒数の減少に伴って小学校の数も減らしていくのは致し方ないことなのですが、こういうのを見せられると感情的にはどうしても残してあげたい…と思ってしまいます。

難しいものです。


その他にも当時の写真などもいろいろと展示してありました。


その中で、グラウンドで地域住民と生徒が一緒になって集合写真を撮っているものがありました。活気に満ちていて、とてもいい写真だと思いました。

それを見た後で校舎を出て、現在のグラウンドの姿を目にすると――




地域のこれからについて、私にも何かできることはないものかと考えさせられてしまいます。

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