田舎で生まれ育っても、都市部に出ていかなくても自己実現はできる

雑記ブログ

このサイトでは、自己実現のため田舎にUターンしてきた私の暗中模索の日々を発信しています。
今は道半ばですが、その発信を通して「田舎という環境で生まれ育ってもこういう働き方(生き方)の選択肢もある」ということを身をもって示したいと思っています。



私の生まれ育った兵庫県丹波市は典型的な中山間地域で、人口減少、特に若年層の都市部への流出により地域の活力が失われつつあることが大きな課題となっています。

かくいう私も丹波市で生まれ育ちながら、大学進学を機に地元を離れ、東京の企業に就職しました。その間、実は「都市部で生活したい。地元から離れたい。」という強い意志は特にありませんでした。
高校卒業時は「今の時代、大学くらいは行っといたほうがいいのかなあ」くらいの思いで進学し、
就職活動の際は、「大学に行かせてもらったからにはそれなりの企業に就職しないと」と都市部での就職を目指しました。
ただ単に、地元で働きながら生きていくという選択肢が私の歩んできた道の中になかっただけなのです。



私は学生時代、自作のWebサイトで収入を得て生きていくことに憧れていました。しかし残念ながらそれを目指せるような選択肢は、当時の私の環境の中にはありませんでした。
大学へ行って、企業に就職してフルタイムで働く。
それ以外の選択肢なんて考えたこともありませんでした。

選択肢があったからといって、当時の私がそれを選んだか…は分かりません。
ただ、どちらの生き方がよいという話ではありませんが――
自分で考えて選択した道ではない、なんとなくの流れで進んだ会社員生活には、どうしても悶々とした思いが付きまといました。



私は昨年、新卒で入社した会社を退職し、実家にUターン。
月の半分を地元企業で働きながら、残りの半分の時間でWeb制作で生計を立ててゆくための取り組み進める、という生活をしています。
年月はかかりましたが、ようやく自分のやりたかった生き方のスタートを切ることができました。

このサイトでの発信はもちろん私の自己実現のため、ですが、
それに加えて、

私が生まれ育った当時にはなかった「実家で生活し、地元で働きながら自己実現を目指す」という選択肢を、身をもって示せたらという思いもあります。
それに、「実家での生活」も「田舎での暮らし」も、大人になった今あらためて向き合ってみるとなんだかんだ楽しいものです。

私の発信によって、どこかの誰かに『人生の選択肢のひとつ』を提示することができたら幸いです。

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